角部屋日記

あったりなかったりすること

2023/04/15 いつもよりちょっと長い日/記

5時前に目が覚めて、雨のせいか、昨日の酒の名残かで少し頭が重かった。
駅まで1,2分の道のりがとても寒かった。天気予報アプリをみると10度ちょいとかで明日の最高気温の半分しかないらしい。穴を広げて、新しい穴を広げてダメージジーンズに進化した元ふつうのジーンズの穴穴から風と雨が素肌にあたる。

6:05少し混んだ店内で「Cモブレンドでお願いします」
エジンバラのCモーニング、おじやとサラダとアイスと珈琲(おかわり可)。新宿の朝だから味濃い目にしているのかなな味濃い目おじやはめちゃくちゃ美味しい。2時間半くらいの滞在で珈琲は2杯。それ以上飲むと気持ち悪くなってしまうのを何度かの失敗の末に学んだ。実践できて今日の僕は偉い。

 

クィアスタディーズをひらく3』収録の第8章「フレキシブルな身体ークィア・ネガティヴィティと強制的な健常性」井芹真紀子を読んで、涙が出ていた。煙草の煙とブレンド。不勉強な部分、少しずつでも補完していきたい。死ぬより前に。

 

大学時代の友人、博士課程、が夏に渡米してしまうらしい。大学時代は週に何度も会う時期があって、言語体系がまったく違うのに言語以前に通じる部分が多い友人だった。卒業してからは年に数回しか合わなくなったしまったけれどずっと大好きな人。いってらばいばいの会をしようとなって、共通の友人に声をかける。その人はいま精神お疲れ期間で労働を休んでいる。元気なタイミングがあうといいな。

 

歴代の僕部屋を知っている友人からするとどの部屋も”だいきの部屋”で”だいきの部屋の匂い”らしくてもはや僕自信が部屋?

 

書きたい生活』僕のマリを読む。前作『常識のない喫茶店』が大好きだったが、今作はパートーナード感に馴染めずに読みあぐねていたがいざ読みはじめたらやっぱり最高だった。43頁がなんかとてもよくて★マークをつけた。編集の天野さん、お会いしたことはないけれど素敵な人なんだろうなと勝手に想像している。天野さんの担当する本はどれもよくて編集者買いをしている。

 

映画でもみようかなで武蔵野館とシネマカリテのサイトをチェック。『ぬいぐるみとしゃべるひとはやさしい』を観たかったが初日舞台挨拶だったらしくて売り切れ。トレーラーがおもしろかった『逆転のトライアングル / Triangle of Sadness』を予約。12:10開始らしくて6時から新宿にいる僕からしたらどうやってキルタイムしようか問題になった。まあカフェと本屋でどうにかなるはず。

 

雨と煙草と珈琲と回収前のゴミの匂い。早朝、天気が雨の新宿、喫茶終わり。花が好きだけどユーカリの香りが苦手。父親はユリの香りが苦手だったのを思い出したが、僕は父親が苦手なので思考をスイッチする。好きな香り、嫌いな香り、それぞれどんなだっけ。柔軟剤の香りが苦手なので距離が近い人達にはできれば柔軟剤不使用でお願いしたいなと思う。香水は好き。服を剥がした時に残る本人じゃないのは香水なはずで、裸の人間から香水が香ってくるのはすごくエロいと思う。まあ体臭も前向きに嗅いでみたいが。

 

世界堂の開店を雨の中待つのはぬんだったので、ドトールへ。新宿3丁目と2丁目を区切る場所にあるドトールの3階にいつもいる。店内の花瓶にはいつも生花がさしてあっておもむき〜となる。

 

欲しい物リストを整理。ずっといい感じのオーバルプレートが欲しいらしい。ケイパー、ハラペーニョと並んでカメラと書いてある。カメラ、そんな気軽に変えないじゃんと思い、ポルチーニ茸の隣に移動した。せめてもの買いにくさの自覚のために。

 

無用な「ごめん」は極力減らそうと、フォロワーからのリプライに含まれたなくていいはずの「ごめん」を見て思った。労働とか社会に対しては割と強気で生きているけれど最近、友人関係ってむずいかもで自分でも無用な「ごめん」をしていた気がしてきていたたまれなくなった。

 

そういえばクレヨンしんちゃんの公式Youtubeができていて懐かしストーリーが数日に1回くらいの頻度でアップされている。みさえさんが夕飯を作り始めるシーンで「なにつくろうかな」「まあいっかはじめればなにかできるか」と言っていたのがなんかとてもよくてメモした。絵を描いたり、テキスト書いたりもおんなじ感じだよなと少し元気になれた。

 

映画をみようかなの気分になったので武蔵野館とシネマカリテのサイトをチェック。『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を観たかったけれど初日舞台挨拶上映だったらしくチケットは売り切れ。トレーラーでの「BALENCIAGA」「H&M」のシーンが面白かった『逆転のトライアングル / Triangle of Sadness』を観る。セレブたちが乗船するクルーザーが海賊によって沈没し、無人島に流された数人でサヴァイヴするが、トイレ清掃員だった女性だけがサヴァイヴスキルを持っていたため船の上(社会)との序列が逆転してうんぬんかんぬんみたいな皮肉っぽい映画。僕的にはへえって感じでなんかあんまりだった。

 

一度帰宅して荷をほどき池袋へ。自由学園フランク・ロイド・ライトが設計した明日館でMIZのライヴ。となりの人に「ジーンズめっちゃ穴開いてますけど大丈夫ですか?」って聞かれて「いじってたら大きくなっちゃいました」っていったら「そんなわけあるかい」ってつっこまれた。しょたいめんすごい。

ライヴはいい空間でいい音楽を最前列中央でだったのでただただ最高だった。

来月末のMONO NO AWAREライヴも楽しみ。(MIZはMONO NO AWAREのボーカルとギターのふたりがやっている。)

 

北口まで行って友人と一瞬会う。気持ち整理タイム?

 

酒が飲みたかったので、新宿に向かうがスアータイもどん底も満席でどうしたもんでエジンバラ方面に向かうが茶ではなくて酒だだったのでそういえばで初めてのナドニエ。

どん底の関連店舗ということだったが趣が違うように感じた。そういえばバーにひとりで来るの初めてかもしれない。バーカウンターに通されて、ナドニエカクテル・冷製ピクルス・牡蠣のアヒージョを注文。アヒージョはメニューではエビだったが、アヒ0女でと注文したら牡蠣と海老どちらになさいますかということで牡蠣のアヒージョを注文。

お通しは人参のポタージュとバケット。これがめちゃ美味しかった。ナドニエカクテル、レモンサワーみたいな感じと言っていたが、仄かに乳酸菌の雰囲気がある。ピクルスは当たり前に美味しい。アヒージョはあんまり好みじゃなかった。絶対的に塩分が足りない。マッシュルームは苦味が先立つし、ブロッコリーは火が通り過ぎているなあだった。バケット7枚も付いてきて、それはすごいなだった。牡蠣と白ワイン、めちゃくちゃ合う。ビールとかモヒートとか計5杯くらい飲んで帰宅。

そういえば店員さんに煙草は吸えるかと聞いたら「外出ていただいた左側になんか変な缶みたいなやつがありまして」と言われたので従うと変な缶みたいな正体はワインクーラーだった。ワインクーラーって言われた方がわかりやすいよな〜と思った。

3階から階段をくだる途中で2回ころんだ。1回目はことなきをえたが2回目で肘も腰もスマホも強打した。くっそいたかった。しかも最寄りの駅でもすっ転んだ。帰宅したら赤くなっていて痣になるかな、痛み残るかなで案の定、次の日はめちゃくちゃ各所が痛かった。

 

全然酔わないので最寄りのスーパーでマッコリ1Lを購入して飲むが酔わない。計3Lくらい酒を摂取したのに酔いがこないなあでまあそういう日もある、のか?だった。

 

今日の日記はいつもよりちょっと長くなった。これとは別にオフラインで残した日記もある。明日からもとりあえず生き続けよう。