4時すぎに寝て9時前に起きた。休日くらいもう少し寝たいのだけれどもどうしたって目が覚めてしまって多分長生きしないだろうな(長生きしたい気持ちもそもそもないのだけれども)。
シャワー浴びて、溜まったシンクを綺麗にして、着替えた。昨日から一段と冷え込んでいるので半年ぶりくらいにトレーナーを引っ張り出した。硬い生地の服が好きである。予定のない休日、久しぶりで下手したら床のうえでぐだぐだして終わりそうだったのでどこいくあてもないけれど外出の準備。ほんとうは3歳マヴと遊ぶ予定があったのだけど風邪っぴきになってしまったらしくて。はよよくなって会いたい。
僕は基本的に行動範囲が狭いというか限定的である。新宿ー三鷹間、つまり中央線沿線意外のエリアへのハードルがありえなく高い。ひどい年に数回しか東京23区を出ないくらいに。とりあえず玄関を出て駅方面に歩き出す。歩き出して1分もしないうちに駅に着いてしまうのだけど、その間に選択肢を捻り出す。ずっといきたかった往来堂書店はどうだろうかと思い立つも、遠い。僕にとってはとっても遠い。いま電車に乗ると開店時間よりもはやく着いてしまうなとかグダグダしちゃってとりあえずのカフェ。PCで改めて往来堂書店の位置を確認する。Google mapsには往来堂書店付近にピンが立っていない。せめて目的地を複数にできたら重い腰があがるだろうかだったのに。うんうんしながらせっかく東側に行くならなんかいい感じの器屋さんないかなで器屋さんを探す。最近、器が好きである。往来堂書店から徒歩10分ほどのところによさげな器屋さんを見つけて徐々に東側へのハードルが下がっていく。よしと思って退店。退店と同時にああけどなんかちと面倒くさいかも?いや身体がちと怠いかも?を感じてしまう。駅の改札が見えているのに。横断歩道を渡る瞬間に先ほどのハードルはまた高さを取り戻して、結局サミット。福耳唐辛子、鶏手羽元、鮑、鯛、柿、昆布、マッコリを購入。今日は料理と掃除の日にしようとなった。
帰宅して鮑の下処理をした。ホテルのアメニティの歯ブラシが余っていたので鮑がきれいきれい。手羽元のナンプラー煮込みも仕込む。今日の薬味はにんにく、しょうが、福耳唐辛子、ねぎ、レモングラス。料理をしながら、QUEENを流しながら、マッコリを飲んだ。煮込みが完了してどうしようで、ちょっと元気になったかもを感じた。マッコリのせいか、料理のおかげか。
そんなこんなでいざよっこらしょで電車に乗った。いよいよ往来堂書店を目指す。御茶ノ水で乗り換え。千駄木、ぜんぜん知らん街。東側への苦手意識か興味のなさか、特になにかに目や気持ちが奪われることなく往来堂書店に到着した。外見はザ・街の本屋だったけれど、入店して右手の棚をみた瞬間にああもうなるほどだった。青土社のピックアップコーナー、パレスチナ関連の棚、本屋としての意志を強く感じる棚だったのだ。とりあえずお目当てのおゆき堂コーナー(柏書房の天野潤平さんの一箱本棚)へ。天野さんの担当本はほぼ持っているからZINEだけかな思っていたけれど、他者の本も入っていて、しかも栞に天野さんの直筆コメントが。本を買うのに基本迷わないというか躊躇しないので、パッと2冊。お隣の棚からも1冊。その他数冊を手にとった。鉱物図鑑が欲しかったが小学館しかなく諦め。僕は図鑑はGakken派である。
ザ・街の本屋の外観から勝手にチェーン店かと思っていたけれど、GOAT meetsの独立書店限定冊子をもらえたので、ああ個人店か!で、現金を確かめる。会計金額ぎりぎり分の現金を確認し、現金で会計をした。
【購入したあれこれ】
・『日記集「八月二十九日、」』天野潤平(おゆき堂)
・『イタリア食紀行』大石尚子、中央公論新社
・『言葉の魂の哲学』古田徹也、講談社(おゆき堂)
・『タイミングの社会学ーーディテールを書くエスノグラフィー』石岡丈昇、青土社
・『水俣病を知っていますか』高峰武、岩波書店
・『GOAT meets2』小学館
空になった財布をみずほで満たして器屋さんへ。器屋さん、店の雰囲気もラインナップもピンとこずに退店。器屋さんってちょいむずい時がある。帰宅するかで日暮里駅へ。ずっと知らん街だなと思っていたら不意に知っている道にぶつかった。新卒時代、上野で終電をなくして徒歩で帰宅する時に通っていた道だった。当時を思い出すことなんててんでないので、ほんとうにあれ依頼ぶりの光景だった。都立霊園を通り過ぎて駅へ。僕は墓への思い入れが特にないのでそういえば墓を見るのっていつぶりだ?であった。少なくとも15年くらい墓を見ていなかった気がする。
日暮里から山手線。最近僕のIGの広告やレコメンドの精度が高すぎる。電車でなんとなくストーリーをスワイプしたらよさげな器屋さんがレコメンドされた。調べてみたら高田馬場でしかも今日から作家さんの展示が始まるらしくて高田馬場で下車。店もラインナップもよかったのだけれども、作家さんのIGで見て欲しかった系統のやつはなく、買わずに退店。電車でも徒歩でも数分しか変わらないらしくて徒歩で帰宅。高田馬場の西側は中華料理屋エリアらしくてなるほどだったけれどランチタイム時はとうに過ぎていた。
帰宅して、ふーってしてまた調理。鮑の酒蒸しとネパール風のキーマカレー。マーガオ風味の焼酎のマーガオをすりつぶしたやつで追いマーガオ。柿も食った。実家時代に庭からもぎった柿の品種なんだっけで検索大会するも、どれもピンとこず。
買った本たちを読んで夜。今週は労働も天気もクソで、つまり人生がクソだったので、少しだけ生きた心地を取り戻せた気がする。
てか、まあこんな感じのあったこと日記もいいんだが、そろそろあてどないテキストも書きたいかもしれない。