角部屋日記

あったりなかったりすること

2023/12/13 ドミコライヴと友人の著書出版

2023/12/13(水)

やっとこさ天気予報が晴れと言っていたのでセーターを3枚手洗いする。面倒くさかったがそろそろちゃんと寒い。シャワーのみで浴槽がないので、でかいポリ袋に洗剤と水を入れてセーターを入れて、揉み洗い。手が痛くなることを見越しての3枚。残りは面倒くさいし洗濯機でもいいかなと思う。手洗いする3枚はいずれも母親からのお下がり。何年も着続けているけれど手洗いをする度に少し獣の匂いを感じる気がする。

コートもセーターもシャツも母親のお下がりの服が多い。針仕事が好きだし、自分じゃ買えないなな値段なので毎年少しずつ手直ししながら着続けている。祖父の着物や祖母・叔母の反物、母親の服、うえのSiblingsふたりは興味がないのかすべて僕のものになっている。とはいえ、祖父は僕が生まれる前に死んでいるし、祖母のことも叔母のこともあまり好きではなかったので、僕が袖を通し続けるのは母親のものだけだけれども。

案の定、3枚手洗いして、脱水してをしていたら腕が疲れた。そういえば昨日スーパーからの帰りに野菜と果物でいっぱいのビニール袋を持って帰るのが割と苦痛だった。重みでビニールが身体に捩じ込まれてくるのでまあそうかなんだけれど、明らかに身体の衰えな気がする。30手前でこの身体的を感じはじめてしまって、いつまで生きられるんだろうか。

 

月曜からの3日間で4回目のドトール。東京で安く自分の部屋以外に存在するためにはドトールが欠かせない。

 

帰宅して、野菜を処理するかのように簡単な料理をしていく。

トマト・セロリ・タマネギを塩・オリーブオイル・クミンシードで炒めてみじん切りしたレンコンを投入。カレーを試みるも、あんまカレーな気分じゃないなで、ここまでで終わりにしてみるで味見したら最強ミネストローネ風なやつで満足した。

大根も何に使おうかで迷うのもだるくて、輪切りにして味覇と水だけで煮てみたらうまかった。ピーラーで皮剥いて輪切りにしただけなので、ガチ3分クッキングだった。大根に興味なかったけれどリピーターしそう。うっすら透明で真っ白な大根だけだとちと寂しいので、鮮やかなコバルトブルーの皿に盛り付けてみた。せっかく自炊を再開したので、いい感じの器がたくさん欲しい。器ってどこで探すといい感じのが見つけられるだろう。(東京のうつわ好きSNSアカウントを探してみようと思う。)

 

新宿東口の地上に出たら、吉良さんと山添さんが街頭演説をしていたので立ち止まって聞く。旗には「物価高騰、ガザ侵攻、パーティー券、統一教会」と記載があった。特にガザ侵攻については共産党がんばってくれよの気持ちで、ガザ人道支援募金に1,000円を突っ込んで退散。

 

Zepp Shinjukuも初めてだし、ドミコのライヴも初めてだしでライヴスタート。

ノリでチケットとってしまって、当日に予習していたら半分くらい知らない曲で愉しめるのかちと不安だったけれど、ちゃんと愉しかった。照明がいい感じで、アップテンポな曲でたくさん踊りまくった。そういえばドミコのライヴでは、中高生無料招待枠があるらしくて、余計応援したくなる。

ライヴというシチュエーション、愉しいはもちろんなんだけれども、まじでいろんな人がいる空間なのが結構好きだ。まわりに自分の好きが被る人がそんなに多くないからかもしれないけれど、自分と同じ好きを持つ人が同じ空間に、しかもまじでいろんな人がいるっていうのがなんか毎回どのライヴでもぐっと来る。

アンコールの拍手も、初めてのライヴで「なんでみんな拍手してるん?終わったんちゃうの?」となったことを思い出す。初めてのライヴはドレスコーズだった。あと、途中から早くなった拍手のテンポをスローに戻す舵取りって誰がやってるんだろう。まあ拍手なんてまばらにみんなそれぞれのテンポでもいいんじゃんとも思っているけれど謎である。

 

ノリノリのままで徒歩で帰宅。

 

Twitterで大学時代のクラスメイトが著書を出すことを知り、TwitterとIGで勝手に宣伝した。今月発売なので売れるといいな〜(僕は予約した)

『台湾ホモナショナリズムー「誇らしい」同性婚と「よいクィア」をめぐる22人の語り』 花伝社、松田英

 

以下、サイトより引用

ーこの本の内容

台湾は本当に「LGBTユートピア」なのか?

22人のマイノリティの語りに向き合い読み解かれる、
揺れ動く台湾の実相と、いくつもの〈性/生〉の「現在地」


「台湾のホモナショナリズムとは、共同体としての異性愛規範は維持しつつ、台湾をアジアにおいて例外的に「同性愛に寛容」な場とし、(…)国家・文化的な優位性を特徴付ける形で、同性愛者を国家に内包する言説」であると同時に「「台湾という存在自体」を維持することに寄与している」──
(本書「おわりに」より)

 

ー目次
序章 「台湾=LGBTユートピア」像の広がり   
第1章 ホモナショナリズムはどのように語られてきたか
第2章 反婚視座をめぐるアンビバレンス
第3章 ナショナルプライドをめぐるアンビバレンス 
第4章 「われわれ台湾」vs「かれら中国」で見えなくなること 
第5章 国際同性婚における「一國四制」と理想的移民像  
終章 名もなき運動や声と共に
あとがき

www.kadensha.net

 

今日の僕的

ドミコ / こんなのおかしくない?

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2023/12/12

2023/12/12(火)

朝:ドトール、昼:油そば業務スーパー、夜:ドトール

自分の日記を書いて、他人の日記を読んで、料理をして、本を読んでいたら1日が終わっていた。

そういう日もある。

 

蓮根に包丁を挿れる感覚がとても気持ちよかった。セロリを刻むテンポが心地よかった。

レモンシチューにする予定がレモンを買い忘れてふつうのシチューになってしまった。とはいっても白菜と豚肉だけのシンプルなやつ。(蓮根は入れ忘れた。煮込みに入っているじゃがいもと人参が好きではない。玉ねぎ挿れると甘くなってしまうのも苦手。)

大盛り無料だからって油そばを大盛りにしたのは間違いで、一人分ですら結構辛いので、半分食ったくらいからは食い切らなくちゃの苦行だった。

他人の日記を読んでいて、僕も日記の書き方とか書くこととかをもうちょい考えてみようかなと思いはじめた。

 

マヴパイセンKにLINEで「だいきは僕より子どもだからね」と言われて、僕は大人になれているのかを考えていた。大人ね〜なんだろうね〜。子どものように扱ってくれるなら僕は全然それで生きていくけれど誰も甘やかしてくれたり手を焼いてくれたりしないわけで、そうやって生きていない時点でそこそこ大人じゃん?たぶん。

てか、そんな会話の後に「オナニー見せてよ〜」とか言ってくる文脈のなさの方がよっぽど子どもじゃんと思った。

 

基本的にグループLINEが苦手だからよくしれっと抜けちゃうんだけれども「全裸花火」というグループ名のLINEの通知が来た。「Facebookでこの投稿を見よう URL~~」とかスパムなのか?である。去年か一昨年に共有の知人を頼りに集まった名前を知らない人たちで全裸で花火をした時のLINEグループ。名前も知らないし、LINEのアカウント名もみんな個人を特定できるような感じじゃないから、送信者誰やんでもある。

全裸花火とかをちゃんと愉しめていた自分を思い出して、それこそ大人になったなと思う。高校生くらいまで他人の裸体をみるのちょっと嫌だったし、自分の裸体を他人にみられるのもなんか嫌だった。大学に入ってからはなんかそういうのどうでもよくなった。

 

Japanese Film Projectのレポートを2本読んだ。

日本映画業界の制作現場におけるジェンダー調査2023年冬〜実写邦画・アニメ映画編〜

日本演劇領域におけるジェンダー調査2023冬

 

iPhoneのカメラホルダーの整理。いらん写真をどんどん消していく。1枚目が2023年1月29日。iPhone変えるタイミングはだいたい画面バキバキでタッチ操作不可な時が多いし、バックアップもとくにとっていないから、残した写真もどうせ多分消える。

 

今日の僕的

ミツビシ・マキアート Mitsubishi Macchiato − Helsinki Lambda Club

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2023/12/11 森美・新美・BUGと久しぶりの八重洲

2023/12/11(月)

 

セーター達を洗濯したかったのに天気が悪くて諦めた。マッチングアプリで初めましてするの怠いなと思いつつ、明日飯に誘われた予定が繰り上がって今日になったので、髭を剃り、コンタクトレンズを装着する。煙草を減らそうとしているし、初めましてだし夜まで煙草を我慢するかと思ったが、茶割を飲み始めてしまったので吸ってしまった。まあ別に素性知らん人にそんな気をつかわなくてもいいかと諦める。

洗濯をしてコインランドリーで乾燥をする。セブンイレブンに行くと、エリックサウス監修のビリヤニが売っていたので買って昼食。めちゃくちゃにうまいけれど、チキンカレーもバターチキンカレーも好んで食べるラインナップじゃなかったので、残ってる自分のカレーでもよかったなとなる。ていうか、コンビニ飯は楽なんだけれども、プラスチックの容器に料理が入っていることがめちゃくちゃに苦手だ。ちゃんと器の重さとか、顔とか、温度とかを感じたいせっかく食うなら。

(追記、12日にTwitterセブンイレブンイスラエル応援キャンペーンを知り、「はあ?まじかよ、やめてくれ」になっている。)

 

夜に八重洲に行くことは確定としてそれまでどうしようで展覧会をチェックすると、新美術館の「イヴ・サンローラン展」が最終日ということで、六本木が目的地に決定。

大江戸線でどんぶらこされ六本木に到着。まずは森美術館で「キース・ヘリング展 アートをストリートへ」と「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために
環境危機に現代アートはどう向き合うのか?
」を鑑賞。

 

キース・ヘリング展 アートをストリートへ」

待ってましたな展示。「アートをストリートへ」と副題が付いているけれど、僕の関心のせいか、社会への課題提起としての側面を強く感じる展示だった。資本主義批判や反核、反アパルトヘイトクィアエンパワーメント、そしてHIV/AIDS予防啓発。エイズ合併症で亡くなるまでの、31年間という長くない一生の中で、キース・ヘリングがどれだけアートというものに情熱と希望を抱いていたかが伝わってくるし、広義の延長線上にいる自分としては彼の作品をもっともっと観てみたかった。課題提起的作品以外にも、彼自身を写すような作品やアートを社会に開いていく作品などもみることができる。

《Dog》とか《Silence = Death》とか、まじで観たほうがいい。

展示図録の販売はないとのことで、物販で『KIETH HARING JOURNAL』と作品集を購入。$表記のバーコードが付いていたが、1$200円換算の値段設定だったので、まじで円高が恨めしかった。

 

「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために 環境危機に現代アートはどう向き合うのか?」

アリ・シェリ《人と神と泥について》、モニラ・アルカディリ《恨み言》が観れただけでも満足って感じ。どの作家も関心領域が広いし、メディアも多様で、まじこういうのかっこいいよな憧れるよなで、少し自分が向かっていきたい方向の輪郭みたいなことを考えながら鑑賞した。

 

国立新美術館に移動してイヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎNACT View 03 渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト) 私はフリーハグが嫌いを鑑賞。

イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」

最終日駆け込み、平日なのに普通に混んでて入った瞬間に出たくなってしまって、ほぼ駆け抜けるように退散。森美はそんなに混んでなくてゆったり観られたんだけどなあだった。

 

「大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ」

でっけえ空間といわゆる映え写を撮る人々。歩いていたら終わっていた。なんか観る気分じゃなかったんだろうな僕は。

 

「NACT View 03 渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト) 私はフリーハグが嫌い」

パブリックスペースでインスタレーションや映像作品が観られる。1Fロビーに設置された8枚の扉の反対の面には、作家とひきこもり当事者がハグする写真とその写真の余白に、テキストは日本語と英語で記されている。写真は日中はモノクロとキャプションにあったが、曇だったせいかカラーVer.で観ることができた。余白に記載されたテキストには、それぞれのひきこもり当事者の状態やこれからどうなっていきたいかが書かれている。社会から(物理的にも概念的にも)眼指されにくい他者がそこには確かにいて、コミュニケーションの過程を経たうえで物理的に触れ合うが行われている。人間同士が眼差しあって、気にし合って、ケアしあって、それのひとつの形としてフィジカルコンタクトってどんななんだろうを想像しはじめられるかなだった。

作品越しにみえるイヴ・サンローラン展に並ぶ多くの人々はこの作品にもめをとめることはあるのだろうか。

 

八重洲に移動して、リクルートが運営するBUGで「バグスクール:うごかしてみる!」を鑑賞。

 

バグスクール:うごかしてみる!

新卒同期の仲良しKが企画担当をしている展示。
渡邊拓也さんの《工員K》、平手さんの《NO GENOCIDE》が特に印象的だった。IGのストーリーでアップしたら、知り合いが渡邊さんの配偶者さんでなるほどで、ついでに?金曜日の渡邊さんのワークショップに参加することになった。

(平手さんの《NO GENOCIDE》はキャプションリストに記載がなくて、確認したわけではないのだけれども、追加で置かれた作品なのかなだった。だとしたら、いまのタイミングであの作品を作成した作家さんも、展示許可したBUGもよいぞ〜!だったな。)

 

ドトールで茶をしばいた後にマッチングアプリで誘われた人とおでんを食った。マッチングアプリ経由で人と会うのいつぶりだろうだった。なんかあんま会話が噛み合わないなだし、おでんは甘い(僕はあらゆる甘いものが苦手)しで、ぬんぬんだった。てか僕の何に興味を持ってくれたんだろう?謎だ。

てかあれだ、僕ははてなブログ以外のSNSマッチングアプリを含む)には、顔も名前もある程度の好き嫌いを出しているんだから、セックスするだけならまだしも、会話でコミュニケーションを望むなら向こうからある程度は提示してくれよだりい〜なだ。

そういや八重洲で飲むのは新卒時代ぶりだったかもしれない。いわゆるオフィスワーカーばっかりの街で、なんかもう合わない空気かもしれないだった。収入0だな〜と思いながら街を思い出すと、2年目が終わる頃には給料が2倍になっていたことを思い出し、金銭面では安定したが、その反面、終電に間に合うか間に合わないかまで働いて、精神は壊さなかったが、体調は崩したし、休みの日はワインをボトルで空けてから1日を始めていたし、パーティースモーカーだった大学時代だったのにちゃんと喫煙者になったし、友人たちには働き始めたあとの僕は怖くて近づきにくかったと言われたこともあったなと記憶は続くので、やっぱり離れて良かったよなと思い直した。

 

90分くらいでバイバイして、気分を改めるためにエジンバラダージリンティーを飲みつつ、『KIETH HARING JOURNAL』を読んだ。英語で書かれているけれど、日記くらいの英語なら難なく読めるっぽくて、そういや英語で論文読むトレーニングも再開しようかしらな気分に。

自分が生まれる前の時代のことを日記を通して知る。

 

作品づくり再開したいなと労働は再開したいか分らないな一日だった。

 

今日の僕的
PEOPLE 1 “怪獣” 

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2023/12/10 日記祭(下北沢)と演劇(吉祥寺)

2023/12/10(日)

 

(労働をやめてからタイトルで労働してないDayとカウントしていたがめんどくなったな)

 

シャワー浴びて髪を乾かす時に頭をぶんぶん振り回していたら昨日の酒が抜けてなかったのか少し気持ち悪くなった。

久しぶりにポストチェックしたらネット注文していた『How to Book in Japan』が届いていたのでリュックイン。

 

下北沢日記祭、事前にTwitterでチェックしていたやつをサッと買う。のんびり試し読みしたり、出展者の人とやんややんやするの全然できない。隙間さんのやつは友人のために、2度買いした。買ったやつ以外にも気になるのがあったけれど、混んでいたり、立ち読み?するの躊躇ったりで買えずに終わってしまった。欲しいものにはもうちょい前のめりになればいいのにと自分で思う。そういうところだ!

 

買った日記本

・隙間『うつわ日記』×2冊
・隙間『うつわ日記』ガチャ
・シロナミ『金星』
・シロナミ、青、セイ、きいろ『Dag』
・サトーカン『不在日記』
・桐生あんず出版『休職日記』
はてなブログはてなブログの日記本2023冬』(無料頒布)

 

久しぶりの京王井の頭線で吉祥寺に移動してセンの夢見るリーディング公演を観た。

吉祥寺シアターは初めてかなと思っていたが、外観が視界に入った瞬間にああ昔に友人が出演していた舞台を観に来たところだとなった。(EとMさん)

そういえば『言葉にない』についてテキストを書こうと思ってから、ぬんぬんに折り合いが付かなくてまだ書ききれていないや。

 

ドトールで日記祭で買ったものを読みつつ、自分の日記も書いた。

一度だけ会ったことのある人の日記が『はてなブログの日記本2023冬』に収録されていたので読んだ。毎回の日記を読んでいる気でいたが、初見だったので読み逃していたのかだった。そしていい文章だった、なんていうか誠実だと思った。

 

隙間さんの『うつわ日記』bonobosと中村佳穂を交互にBGMにしながら読んだ(日記の中にちょくちょく出てくる)。(久しぶりにbonobos聴いたらよいな〜で、去年のSHIN-ONSAIで疲れて観ずに帰ったことを今更後悔した。)

特に印象的だった:11月17日、12月2日、1月16日「夢中になれるものは多いほど幸せでそれが一人で可能だといい」

好きなもの(器とか音楽)にまっすぐなところとか、たくさんタトゥーあったりとかいいな〜って思っている自分がいて、なるほどそうなんだになるし、セックスのこととか時折書かれる怒りとか不安?みたいな感情とかが、誠実?というか正直だなで、そういうの僕にとっては簡単じゃないなだなで自分はどうだ?となる。

LINEの画面のスクショ日記なんだけれど、写真プリントで袋に入っている装丁?が装丁外でめちゃかわいい。タトゥーの入った脚の表紙?もめちゃかわいい。真空パック的なやつにいれられた1枚のガチャもかわいくて出すのがもったいなくて玄関に飾ってしまった。

日記って、僕が読んでてもいいのかな?みたいな感覚がちっとあるが、まあ公開されているわけだしいいかで、読めてよかったなと思う。いまのところ僕にとっては他のどこでも触れることができない感じの日記だった。

 

陽が落ちた街で短パンが寒かった。そういえばもう12月だし、29歳だし、いつまで僕は短パンでふらふらしているんだろう。こないだ26時くらいに新宿で短パンだった時も寒かったのに、家を出る時に暖かったら短パンを履いてしまっている。

 

パックの凍頂烏龍茶を淹れたが全然期待していた味ではなかったので、ちゃんと茶葉を買おうと決心して就寝。

 

今日の(僕的(ではない))

祝辞 中村佳穂

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2023/12/09 労働していない-Day3(スタンディングデモと踊ってばかりの国)

2023/12/09(土)

昨日くったサイゼリヤのせいで腹が重くて起きてからぐだついてしまった。シャワー浴びて、スタンディングのためのプラカードを2枚とっきゅうで作って新宿アルタ前へ。

【QUEERS FOR PALESTINE】というスタンディングデモに参加。

久しぶりな友人が何人かいたし、Twitterで相互フォローの方に声かけてもらってはじめましてをした。

 

今日つくって掲げたプラカードは2つ

① Protect the lives of queers, people with disabilities, and any minorities.

クィアや障害者であること、特定の人種や民族は排除や構造的暴力に晒されやすい。自分自身が複雑性を持つ身として、シングルイシューで発信することはできないので、より危機に晒されやすい人たちのために(今日はQUEER FOR PALESTINEだったので)

ここではより危機に晒されやすいとしたけれども、大前提で誰も殺されてはいけない。”子どもを殺すな”というコールはその通りだけれども、そもそも誰も、どんな属性・状態であろうと殺されてはいけない。ほんとうにすべての人の生命と尊厳が一刻もはやく脅かされないようになって欲しい。

 

②There is no “HUMAN ANIMAL”. HUMAN is HUMAN. Both HUMANS and ANIMALS have dignity.

”Human animals”, ”Human monsters”が虐殺を肯定する時、まず持って人間は人間だし、人間と動物それぞれに尊厳があるから人間も動物もどちらも生命が保障されるべきというのが僕の考え。
あと個人的に人間以外の存在になることの憧れがあったけれど、非/人間はこういうロジックで用いられがちだし、差別の言説で非人間化が言われるのであれば、自らの欲望がある意味でそれらを可能にしてしまうのかもしれないと思い、すげえうわあってなった。だからって人間でいることは大変なんだけれども、人間も動物もちゃんと尊厳ある存在として尊重されてほしいと強く思う。
人間ではない存在に憧れつつ、私の立脚するポジションは歴史的に非人間化のロジックで排除され、構造的暴力を被ってきたそれらなので、マジで「human animals/monsters」は殴られる感覚とともに、私のぼんやりとした希望はなんだったんだ?となった。人間であることをより考えないといけなくて。


今日のスタンディングで僕は、街宣右翼には中指立てるし「帰れ」と叫ぶし、人通りが一番多いところに立つし、同じような集団が署名活動していれば署名をしてそっちのコールにも参加するしだったけれど、どれも自然と一緒にしてくれる人がいたな。
それと同時にコールもせずにカードを掲げずに”ただそこにいる”っていう時間もあって、僕はどんな人がスタンディングにいるかきょろきょろしちゃうんだけど、”ひとりできてただそこにいる”を僕がしている姿で誰か同じような人が少しでも安心?してくれたらいいなと思っている。(僕もそう思う時あるし)
知り合いに会えたり、はじめましてできるのも嬉しいし心強いけれども、ひとりだとしてもちゃんと大丈夫的な感じ。知り合い全然いないスタンディングとかデモとかよくあるし。知り合いがいることもよくあるけれども。


その場でのいろんな在り方をやってみている。

 

終了後にドトール。コンビニで茶割を買って飲みつつ、日比谷野外大音楽堂に到着。待ちに待ったライヴ踊ってばかりの国 冬の光2023』。最後列という場所に凹んでいたけれど、逆に後ろのオーディエンスを気にしなくていいので身体の動きの自由度が高くて最高だった。

序盤の「クロール」でもう最高が高まりすぎて体温があがってきているのがわかるし、身体がギュッとなった。終始大好きで、過去1くらいに最高な時間だったかもしれない。

売店もトイレもすぐだったので、ビールを5缶も飲んでしまった。普通に飲みすぎた。叫びながら、ぐにゃぐにゃしながらでアルコールががんがんに来ていた。

終わった後も余韻がやゔぁくて、結局2時間弱くらい日比谷公園で酒飲んだりしながら踊っての曲を聴いていた。

 

そういや、いつから踊ってばかりの国好きなんだっけ?大学の頃から?いや、労働者になってから?踊ってばかりの国にはまったことを大学時代のサークルメンバーに伝えたら、みんなから「今さら?うちらみんな好きだし、なんならだいきずっと好きだと思っていた」と言われたのは覚えている。そうなると大学時代か?てか、そうならもっと早く教えてよ!だった。けれど、僕、人からのおすすめにあんまハマることがない。おすすめされてハマりがよいと、なんでこの人は僕のことわかっちゃうんだ!になって嬉しいではあるけれど。逆に、僕の嫌いとか怒りそうなこうとは結構あてられる。好きはムズイが嫌いが共有されているのは人間関係やっていくうえで割と僕にとって重要。

 

今月は踊ってばかり国と折坂悠太の2大僕の大好きと、初めてのドミコのライヴなので気分がいい。

 

帰宅して就寝。

マヴAへのLINEで「幸福ってむずいやんか」的なことを送った日だったのに、スタンディングとライヴは、ちゃんと幸福というか、生きている感が強かった。

 

今日の僕的

踊ってばかりの国『クロール』

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2023/12/08 労働していない-Day2

2023/12/08(金)

 

6時くらいまでだらだら起きていたのに9時にはちゃっかし眼が覚めた。起きた瞬間に自分の髪の毛が自分じゃない匂いで混乱した。???だったが、枕が視界に入り、ああそうかパイセンに枕貸してたから他人の匂いだったのかだった。髪が延びてきたので好きな香水の匂い以外だとちょっと混乱だわだった。そういや昨日はパイセンは僕の香水を借りたよって言ってたのに匂いを嗅ぐの忘れた。自分の香水の香りが大好きなのに自分じゃ慣れちゃって香りが感じにくいので他人が付けている時が香りを思い出せるチャンスだったのに。

 

特に予定もない今日だったから、ああそうか労働していないし今日なにするも明日なにするもどうでもいいのかとなって、はてなブログを1時間くらい眺めていた。

 

前回の労働していない期間は、うおお!やっと労働から開放された!でもうなんにもしたくないだったので、退職のタイミングで抽選にあったったニンテンドースイッチをひたすらやっていた。労働やめてからの1ヶ月でポケモンドラクエを合計400時間以上やっていた。気付いた瞬間に駄目だとなって即スイッチを売った気がする。それでいうと今回は労働していた頃の余暇時間をそのまま拡張しているような感じなのでヘルシーだなと。

 

シャワーを浴びて新宿へ。徒歩+ペニーで行こうかと思ったけれどまだまだペニー熟練度はベイビーなので安全に電車。

 

世界道でジェットストリームの3色ボールペンを購入。ドトールで即値札シールを剥がす。小さい頃から文房具の値札シールが着いていることに慣れていなかったから、値札が着いたままで使っている人をみるとなんでそのままで我慢できるのだろうか?と思っていた。

そういえば、高校生の頃は美術館とブックオフを巡るためにそこそこの頻度でひとりで東京に来ていた。ブックオフは高校生の味方。ブックオフで買った本の値札シールも即剥がす。店舗によってシールが違うのか綺麗に剥がれるシールの糊はさすがだなといつも思っていた。

シール・テープ類で言えば、柔道をやっていた頃のテーピングは最悪だったな。突き指なんて常にしていたし、なんかパワーアップ目的でもいろんなテープを巻き巻きしていたが、体毛はもっていかれるし、かぶれるしでなんなんだこいつらだった。用途がちゃうからあれだが、マスキングテープとかメンディングテープ、養生テープは貼って剥がせるがまじ段違いでうおおってなって意味もなく身体に貼って剥がしたりをたまにしてしまう。柔道時代のテープへの恨みへの当てつけかもしれない。

 

ドトールでテキスト作業して御苑の芝生のうえで読書。

労働者時代の日光を浴びることができない生活、失われる読書時間と集中力、平和の具現化のような空間と同時に存在するあらゆる戦争や虐殺、暴力(特に、ガザ、ウクライナミャンマーなど)的なことが頭をよぎった。

 

帰り道にサイゼで1,000円セット(辛味チキン・ディアボロハンバーグ・赤ワインデカンタ小)を食った。店内ほぼ高校生で、都内で10代を過ごすってどんな感じかな、いいな〜だった。

サイゼの壁に掛かったリュートをひく赤い翼の天使の絵が視界に入り、はよリュートの弦を張り直さなきゃととなり、新大久保で数点楽器屋さんをまわるもどこもリュートは対象外と言われてしまった。店員さん曰く、そもそも今の時代リュートなんてやってるひとはほぼ皆無らしかった。わかっていたことだけれども難儀だ。

 

いつも行っていたスパイス屋さんは中が空っぽになっていた。その代わりに気になっていたスパイス屋さんでターメリックパウダーを購入。別のお店でレモングラスを買ってリュックにぶっ刺しておいたが、帰宅したらレモングラスがなくなっていた。どこかに落としてしまったらしい。

 

夜はだらだらとしていてNetflixで『シャザム!~神々の怒り~』をみた。ストーリーはへえって感じだったけれど、劇中でスキットルズ(小ぶりなメントスみたいなアメリカのお菓子)が出てきていて、久しぶりに食いたくなった。

2023/12/07 労働していない-Day1

2023/12/07(木)

労働しない存在となって1日目。パイセンが起きる前に起きて、とりあえず煙草を吸う。煙草、健康的にも金銭的にもやめるタイミングだなと思っているので、とりあえずは年末までには1日0本になっていたいなと思う。取り急ぎ、1日何本吸ったかを可視化するためにスプレッドシートで煙草本数管理のシートをつくった。そういう無駄っぽい作業が好きだ。そういえば、パイセンは左側で寝たいと言っていた。

パイセンに鍵を渡して僕はドトール。今日からジャーマンドックやツナチェダーチーズが値上げになる日だなと思いながら、モーニングは価格据え置きだった。

Weekday労働者だったので、平日の日光を浴びられているだけで、うわ〜そっか〜労働してない存在になれたんだ〜と思える。ちょろい。

ドトールで日記を書いている。まだこれからどうしていこうかとかは考え始めていない。

 

帰宅してトーストと目玉焼きとカリカリベーコンで昼飯にした。

最近はじめたペニーボード、年明けにあるかもしれない「いつ着るねん?パーティー」のためのどんな服作ろうかなで眺めるPinterest。スケボもミシンもある程度のスピードが必要じゃんとか思って、そういう速度の感覚って簡単じゃないよな。

TVerで「有吉の壁」をみた。シソンヌ・じろうさんが最高だった。

 

パイセンの散髪が終わったらしく、渋谷で合流。いつ来ても、来たくなかったなと思う街、渋谷。 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で『Ghost World』を観た。

 

虎の子 三頭 たそがれないby Normal Screen & TOKYO AIDS WEEKS 2023を渋谷ユーロライブで鑑賞。

 

あらすじ(Normal Screenサイトより引用)

近未来のサンパウロ。脳に影響を及ぼすウイルスが街にひろがり人々の記憶力は低下し、国家は独裁政権植民地主義の歴史を忘れているようだ。そのうえ資本主義が充満したこの街を若いクィアの3人がさまよい、HIVと生きる体験を共有したりインフルエンサーに出会ったり頼りない大人たちと時間を過ごしながら、どこかへ導かれる。極右ボルソナーロ政権下とコロナ禍に、ブラジル注目の若手映画作家が皮肉とユーモアたっぷりに今日のブラジル社会を描き、2022年に世界の映画祭で高く評価された作品!

 

ほんとNormal Screenまいどまいどありがとうって感じ。

Mさんと駅までお喋り。久しぶりかな?って感じだったけれど、SNSでみてると労働大変そうなので生き延びてくりゃって感じだった。

 

エジンバラでダージホットをきめている。店内入っていっちゃん最初に目があうちょうかっこよい店員さん。今日もこんばんは!って感じだった。

そういや今日、マヴKと海外旅行の旅券を購入した。金に執着はない方だと思うけれど、貯金の底が見えている中での海外旅券の高さにちょっと心臓がキリキリしていて、自分はこういう時にダメージというかなんか緊張感が来るんだなが発見だった。あとよくよく考えたらあんま準備せずにどうにかなる海外旅行ばっかりだったから、なんも予定なく2週間とかスケジュールできるのだろうか?不安である。

 

労働してない第1日、友人や知り合い、ドトール、映画×2、エジンバラでいつも通りだけどいつも通りでいい感じ。

 

今日の僕的

이랑 (Lang Lee/イ・ラン) 
늑대가 나타났다 (There is A Wolf/オオカミが現れた)

 

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対訳はこちらから:

Stream イ・ラン(이랑) - オオカミが現れた(늑대가 나타났다) by Sweet Dreams Press | Listen online for free on SoundCloud

 

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