角部屋日記

あったりなかったりすること

2023/12/09 労働していない-Day3(スタンディングデモと踊ってばかりの国)

2023/12/09(土)

昨日くったサイゼリヤのせいで腹が重くて起きてからぐだついてしまった。シャワー浴びて、スタンディングのためのプラカードを2枚とっきゅうで作って新宿アルタ前へ。

【QUEERS FOR PALESTINE】というスタンディングデモに参加。

久しぶりな友人が何人かいたし、Twitterで相互フォローの方に声かけてもらってはじめましてをした。

 

今日つくって掲げたプラカードは2つ

① Protect the lives of queers, people with disabilities, and any minorities.

クィアや障害者であること、特定の人種や民族は排除や構造的暴力に晒されやすい。自分自身が複雑性を持つ身として、シングルイシューで発信することはできないので、より危機に晒されやすい人たちのために(今日はQUEER FOR PALESTINEだったので)

ここではより危機に晒されやすいとしたけれども、大前提で誰も殺されてはいけない。”子どもを殺すな”というコールはその通りだけれども、そもそも誰も、どんな属性・状態であろうと殺されてはいけない。ほんとうにすべての人の生命と尊厳が一刻もはやく脅かされないようになって欲しい。

 

②There is no “HUMAN ANIMAL”. HUMAN is HUMAN. Both HUMANS and ANIMALS have dignity.

”Human animals”, ”Human monsters”が虐殺を肯定する時、まず持って人間は人間だし、人間と動物それぞれに尊厳があるから人間も動物もどちらも生命が保障されるべきというのが僕の考え。
あと個人的に人間以外の存在になることの憧れがあったけれど、非/人間はこういうロジックで用いられがちだし、差別の言説で非人間化が言われるのであれば、自らの欲望がある意味でそれらを可能にしてしまうのかもしれないと思い、すげえうわあってなった。だからって人間でいることは大変なんだけれども、人間も動物もちゃんと尊厳ある存在として尊重されてほしいと強く思う。
人間ではない存在に憧れつつ、私の立脚するポジションは歴史的に非人間化のロジックで排除され、構造的暴力を被ってきたそれらなので、マジで「human animals/monsters」は殴られる感覚とともに、私のぼんやりとした希望はなんだったんだ?となった。人間であることをより考えないといけなくて。


今日のスタンディングで僕は、街宣右翼には中指立てるし「帰れ」と叫ぶし、人通りが一番多いところに立つし、同じような集団が署名活動していれば署名をしてそっちのコールにも参加するしだったけれど、どれも自然と一緒にしてくれる人がいたな。
それと同時にコールもせずにカードを掲げずに”ただそこにいる”っていう時間もあって、僕はどんな人がスタンディングにいるかきょろきょろしちゃうんだけど、”ひとりできてただそこにいる”を僕がしている姿で誰か同じような人が少しでも安心?してくれたらいいなと思っている。(僕もそう思う時あるし)
知り合いに会えたり、はじめましてできるのも嬉しいし心強いけれども、ひとりだとしてもちゃんと大丈夫的な感じ。知り合い全然いないスタンディングとかデモとかよくあるし。知り合いがいることもよくあるけれども。


その場でのいろんな在り方をやってみている。

 

終了後にドトール。コンビニで茶割を買って飲みつつ、日比谷野外大音楽堂に到着。待ちに待ったライヴ踊ってばかりの国 冬の光2023』。最後列という場所に凹んでいたけれど、逆に後ろのオーディエンスを気にしなくていいので身体の動きの自由度が高くて最高だった。

序盤の「クロール」でもう最高が高まりすぎて体温があがってきているのがわかるし、身体がギュッとなった。終始大好きで、過去1くらいに最高な時間だったかもしれない。

売店もトイレもすぐだったので、ビールを5缶も飲んでしまった。普通に飲みすぎた。叫びながら、ぐにゃぐにゃしながらでアルコールががんがんに来ていた。

終わった後も余韻がやゔぁくて、結局2時間弱くらい日比谷公園で酒飲んだりしながら踊っての曲を聴いていた。

 

そういや、いつから踊ってばかりの国好きなんだっけ?大学の頃から?いや、労働者になってから?踊ってばかりの国にはまったことを大学時代のサークルメンバーに伝えたら、みんなから「今さら?うちらみんな好きだし、なんならだいきずっと好きだと思っていた」と言われたのは覚えている。そうなると大学時代か?てか、そうならもっと早く教えてよ!だった。けれど、僕、人からのおすすめにあんまハマることがない。おすすめされてハマりがよいと、なんでこの人は僕のことわかっちゃうんだ!になって嬉しいではあるけれど。逆に、僕の嫌いとか怒りそうなこうとは結構あてられる。好きはムズイが嫌いが共有されているのは人間関係やっていくうえで割と僕にとって重要。

 

今月は踊ってばかり国と折坂悠太の2大僕の大好きと、初めてのドミコのライヴなので気分がいい。

 

帰宅して就寝。

マヴAへのLINEで「幸福ってむずいやんか」的なことを送った日だったのに、スタンディングとライヴは、ちゃんと幸福というか、生きている感が強かった。

 

今日の僕的

踊ってばかりの国『クロール』

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