角部屋日記

あったりなかったりすること

2023/12/14 展示とお久しぶりと上映会

2023/12/14(木)

居住している建物の水道工事をしているらしくて、ドリル音で目が覚める。眠いぞだったけれど、ヤヴァ騒音で家に居るのする辛くなってくる。

とはいえ一通り家事をして、シャワー浴びて待ち合わせのために代々木に向かう。普段使わない駅すぎて、総武線で一本なのに頭の中では新宿で乗り換える気まんまんだった。

 

久しぶりのAさんと東口でこんにちは。Aさんは大学のパイセンの紹介で前にいっかい飯を食ったことがある。IGで22世紀ジェダイ/門倉太久斗(Instagramさんの展示をストーリーにあげたら一緒に行こう〜となり再開した。(一緒に行こうと言ってもらえるのは嬉しいが、会ってから時間が経っていたのでなんで僕?でびっくりした。僕にはそういう距離感が足りない。)

Gallery10[TOH]で12月31日までやっているスピードレクイエム〉門倉太久斗

リテラリー永遠に観ていられるんじゃないかなな作品たちがとても大好きだった。

『理想鉢(ランウェイ)』『理想鉢(スピードレクイエム)』のふたつは特に大好きで、最近は展示に行く度に、購入したい・が金がない・金を稼ぐか・いや労働は・・・はみたいなぬんぬんサイクル。

M60号のキャンバスサイズになんかぐっとくる。僕もあのサイズで描きたい。

てか12月31日までやっているとか、ちゃんと孤独な人にも優しくて大好き。

 

しっかり目に焼き付けて、Aさんとカフェへ移動。僕はサラダとモヒートを注文。久しぶりに1,000円越えるサラダ。1,000円越えるだけの満足感だったし、モヒートも他とは違う風味がして全然OKだった。

お互いの最近どうしてるん?から、社会のむかつく奴らとどうファイトしていくかとかを2時間弱ぶっ通しで喋っていた。うちらが強くあらなきゃなのは不服だけど、頑張っていこうみたいな着地。テラス席で終始眩しかった。

仕事に向かうAさんとバイバイして西新宿方面に移動。途中で前々職のセンパイを見かけたけれど、名前が思い出せないし、路上喫煙していたから特に目を合わせることもせずに通過。労働関連の人たちの名前がどんどん思い出せなくなっている。

 

ドトールでドミコのライヴを思い出したり、読書したりでキリングタイム!

そういえばライヴで知らない曲に出くわすと、身体は乗れるけれど頭は関係ないこと考えはじめちゃうみたいなことあるなと思う。それが、あの人もきっとこのバンド好きだろうなとかだと、発生しないifが浮かんできたりしてノイズになる。終始ライヴに僕を乗っ取られたいな〜だとやっぱバンドの曲は全網羅しておきたいなだった。逆にそこまでじゃないバンドは無理して行かないってのもひとつの手かもしれない。わりとノリでチケットとってしまうから。ライヴ狙いたいバンドは日頃から満遍なく耳慣らしをしておかなければだ。とか言っていて、前にサーキットイベントでたまたま聴いたぎがもえかの「破る」にひと耳惚れしたのは鮮明だから、どうしたもんだである。

 

夜の予定までまだ時間あるなどうしようでTwitterを眺めていたら、我喜屋位瑳務(Instagramさんのドローイング展示が神楽坂でやっているらしくて、よしと決めて移動。FAROで作品をみる。

手書きの線とかインクの重なりはやっぱ画面越しに観ているのと違うなだし、どのイラストもぎゅんぎゅんきた。

 

神楽坂の街を通り過ぎて東西線高田馬場へ。1時間、どうしたもんだで駅前のサイゼリヤで赤ワインとディアボラハンバーグを食った。ワイングラスが冷えていた。行儀がよくないけれどサイゼリヤでやってしまうのがディナーナイフだけでハンバーグプレートを完食すること。小さい頃も同じようなことをしていたなと最近サイゼリヤに行くようになって思い出した。ナイフ一本で、ハンバーグ・目玉焼き・ポテト・コーンを綺麗に食い切る。刺すに関してはフォーク優勢だが、切るはナイフ。刺すと切るだと後者の方がハンバーグプレートでは重要で、ナイフの刺すで事足りるからナイフ一本でいける。しかも、ナイフに刺して口にいれる感覚が昔からなんか好き。あぶねえからやめろと言われるが、なんかいいんだよなナイフ。

あとサイゼのポテトうまい。アンパンマンポテト的なやつだけどアンパンマンポテトはうまいと思ったことがない。そういや高校生の頃アンパンマンを真面目に観ていた。沖縄の御当地ヒーロー『琉神マブヤー』も高校生の頃にハマっていた。高校生になるまでアンパンマンも戦隊モノもろくにみたことがなかった僕に当時の彼女は沖縄から東京に来る度にマブヤーグッズを買ってきてくれていた。

 

TOKYO AIDS WEEKイベントで『神はエイズを観た。途中、直視するのが辛いシーン(血液や注射器を用いた描写)があったが全体的によかった。コロナとHIV/AIDSの2重苦をもたらしたブラジル政府に対しての批判という側面からしても挑戦的。ブラジル政府はHIVや肝炎関連の医療制度を後退させ続けている。世界で見れば根治・ワクチンには届かずとも確実に医療技術は進歩しているが、スティグマについては更新されずに、ブラジルのように制度自体が後退している現実もある。

上映が終わった後に直近読んでいる著者の人に、本を出してくれてあざますと伝えることができたのもよかった。

メモ:Serophobia、MTCT(mother-to-child transmission)、moral judgment、"positive but also depression"、poem、body expression、white-cis-gay centered、necropolitics

あらすじ(TOKYO AIDS WEEK HPより)

ブラジルに住むHIV陽性のアーティストと活動家や医師の8人が、世間の無知やゲイ・シーンにおける人種差別、そしてHIV/AIDSに感染した女性たちの存在が十分に知られていないことに対して声を上げる姿をとらえたドキュメンタリー映画!ブラジルに住むHIV陽性のアーティストと活動家/医師の8人が、世間の無知やゲイ・シーンにおける人種差別、そしてHIV/AIDSに感染した女性たちの存在が十分に知られていないことに対して声を上げる姿をとらえたドキュメンタリー映画。ダンス、パフォーマンス、詩を通して、HIVに対する新しいイメージを提示し、自分たちの身体と死に対する理解を深める。

監督:グスタボ・ヴィナグリ&ファビオ・レアル|2021年|82分|ブラジル

 

高田馬場のロータリーで一服して徒歩で帰宅。iPhoneの充電が切れていたのでたぶんこっちを繰り返して無事に帰宅。

 

今日の僕的

ROTH BART BARON - 月に吠える feat. 中村佳穂

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