朝6時過ぎに起床。今日は定期通院の日なので有給にした。朝イチで通院するので別に始業時間には帰宅できるのだけれども、金曜日だしでいつも有給にしている。
電車乗って、バス乗ってなわけだけど、急いで電車を乗り換えたらいつもと違う車両で、駅の出口もまあいっかでいつもと違う出口から出てバス停に向かったら、想定していたルートに横断歩道がなくて走った。朝から陽射しがガンガンなのに走ってあっちっちだった。
待ち時間に国崎☆和也(ランジャタイ)『へんなの』を読了。いつかのM-1での衝撃!みたいなのを予想していたが、ただただ愉快で優しい人だった。
「元気でいてほしい。元気なら、最高だ」(p.61)
「あの時の表情で、お愛したい」(p.68)
幼少時代のエピソードが多めだったんだけれども、皆あんな風に幼少時代の記憶があるのだろうか?頑張って思い出そうとすれば出てくるものなのだろうか?僕は全然幼少時代の鮮明な記憶がないのだけれども、それはただ思い出そうとしてこなったかっただけなのか?と思い、そういや17歳以前の記憶は別に思い出さなくてもいいことばっかりだったかもしれないと思いちょっとしゅんっとなったかもしれない。
通院は卒なく終わってまた元気?(通院しているので元気とか健康とかとはちと距離がある気がするが)でって感じで主治医とバイバイ。
上野に行って、久しぶりの上野動物園に行ったけれど夏の日中に屋外で行動するの無理すぎて数種類の動物をみて退散。涼しくなったらゆっくり行きたい。上野動物園の入り口は都美術館の手前だからそこが出口と思い込んでいたら出口は都美術館と芸大のはざまであれまで折角ならで芸大美術館・陳列館に行った。
〈あなたのアートを誰に見せますか?〉 (http://who.oh-mame.com/)が明後日まででそういえばみたかったやつだったのでラッキーラッキー。
melanie bonajo、岡田 夏旺、海野 林太郎の作品に特に惹かれたのは僕がみたいな〜とぼんやりいつも考えていることに近しいそれが行われていたから。
特にmelanie bonajoの作品《When the body says Yes》は圧倒的。10数人くらいの人々がオイルを媒介に触れ合っていたり、必ずしも勃起を必要としない身体的快楽について妖艶に語ったり、または割礼されたことへの怒りを全うに国や文化、両親への怒りとして吐露をしたりと、性・身体・触覚・快楽などが緩やかな映像と強い意志によって構築されていた。頭で理解できる(そもそもそれもちとあれだけど)はずで、うんうんってなるはずだったのに、妙に距離を感じてしまう自分に気付いて、なんかこの春にあった微妙に嫌な他者からの接触を思い出してしまって、まじかそれに阻害されているのかだった。僕は元々相手がいいなら僕は誰と何してもいいって感じでいたけれど、先春に他者から触れられたのがなんでか嫌だったことが数回続いて、結構無理になっていた。相手がよくて僕もいいなら何でもいいけれど、相手がよくても僕がよくないならそれは嫌なことじゃんな当たり前なことなんだけど、それが今までなかったから消化するのにわりとまだ戸惑っているのかだった。なんか書き出したらくよくよすっからこれはまた今度、元気な時にふざけんなよあいつらな気持ちで考えることにしよう。
朝からNo Smoking(病院も上野も喫煙できる場所がほとんどない)だったので、涼みと喫煙所のために東博に入館。半日ぶりくらいの煙草でヤニクラ。先々週行った時は混みすぎてちゃんと見れなかったので〈古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン〉に再チャレンジしたのに平日でも人は多くてほぼウォークスルーで10分くらいで退散。
上野で一杯引っ掛けるかと思いつつ、炎天下でお散歩は無理だったので鶯谷駅へ。新宿に行って、森栄喜の展示みて、エジンバラで茶でもしばくか思っていたけれど、思いの外汗をかいているじゃんに車内で気付きいったん帰宅。シャワー浴びて、洗濯機まわして、軽く飯食って、酒飲んでしていったんドトール。新宿行く気でいたのに、午前の稼働で疲れたのかどんどんやる気がなくなっていく。バルト9と武蔵野館の上映情報とにらめっこして、席選択まで進むのに、「まじで新宿行くの?疲れたくない?」みたいな感じで決済まで進まずを繰り返して、まあいっかで読書して退散。
爆笑問題のYoutubeに脳みそ夫が出ていて、朝読んでいた『へんなの』を思い出す。(『へんなの』に脳みそ夫が地下ライヴで優勝したエピソードがある。)
有給とってもわりといつも通りというかいつもより稼働が少なくて、気力!体力!ねえ!ってなっていた。てか、暇を暇としないというかやりたいこと・いきたいとこあるみたいなのってあんま慣れてなくて難しいのかもしれない。みんなちゃんとそういうの探すんだろうな。人と遊ぶにしても何していいか分からなくて誘うのが苦手なのってこういうところかと思って僕はやっぱあんま人間向いていないかもとかちっと思う。
先週本棚を整理したから今日はZINEと同人誌の整理をした。どちらの整理も本棚的な存在が足りていないので終わってはいないのだが、整理をしながらいくつかを開く。日記とか短歌、写真系のそれらが結構な数あって、名前も顔も知らない人たちのちょっとばかしの生きていた証拠をのぞく。知らない人たちの日記に少し気持ちがふわっとなりつつも、ちゃんと僕も自分の人生しなくちゃな気もしてきてあわわわのわ。
ZINEにはさまったメモを捨てようとしたらそこには僕のじゃない筆跡で僕の名前と「東中野に住む悪魔」と書いてあって記憶を辿る。そういえば1年くらい前にマッチングアプリではじめましてした人が書いたやつだとなる。飯食って僕の家まで来た気がするけどなんで僕は初対面で悪魔って言われたんだろうでその経緯があんま思い出せなくて、日記書いておけよオモシロオモイデだったかもじゃんになる。ネクタイで縛ってみた人だっけ?ネクタイで縛っても別にそれはそうして欲しいって言ったのは相手だしそれと悪魔は辻褄あわねえしなとか思うから、理由を教えてほしい。てか、そもそもマッチングアプリのマッチングを放置する僕がなんでこの人とマッチングのその先に至ったのかすら思い出せねえ。
最後に唐突に今日の僕のキラーチューン。
アーバンギャルド「ワンピース心中」
まじで今日は朝からずっとこの1曲をリピート再生させていた。
いろいろとりもどしたいね!