角部屋日記

あったりなかったりすること

2023/03/30 花は潤乾

今日、昨日のことを書いているからつまり1日遅れでこれを書いている。

一昨日の花粉症最悪状態を引き継いでしまったのか頭は痛いし、鼻は怠いしな一日だった。労働は「体調わるいっす〜」と言って、できる範囲でって感じでこなした。労働以外で唯一できた行動は花を買うだった。

 

セルリアとクチナシ

左からセルリアとクチナシの鉢植えの写真

左がセルリア、右がクチナシ

よく行く花屋でふたつの鉢植えを購入した。
今の家は日当たりが微妙なのであまり鉢植えを買っていなかったが大好きな花なのでどうしようもなく買ってしまった。
両手にそれぞれ鉢植えを抱えて歩く僕が街中のガラスに映る姿、なんか可愛かったな。でっかい花束を抱えて街を歩きたいな。

セルリア:南アフリカ原産でオーストラリア産も出回っているネイティヴプランツ。冬から春と長く花が楽しめる。あと、ドライフラワーに最適。

クチナシ:アカネ科の低木。切り花だと数日しか持たないけれど、花が咲いた時の甘い香りは何者にも代えがたい唯一無二の花。街なかの生け垣とかにも意外と多く、僕は春になるとクチナシの香りを探して散歩する。

大学を卒業して労働をはじめてから金に余裕ができてよく植物を買うようになった。ほとんどの時間を職場で過ごしていた当時、自室で自分以外の生命的存在は植物だけで、朝起きて観る時と深夜に帰宅して観る時で姿が変わっていることに気づけることが何かを保ってくれているような感じがしていた。

今の家に引っ越してきてから通っている花屋さんが2つある。どちらも個人の小さな花屋さんだけれども、顔を憶えていてくれる街の人って意味だと花屋さんが唯一かもしれない。東中野の花屋さんはいつもサービスしてくれるし、前に絵の展示をした時にはわざわ観に来てくれた。西新宿の花屋さんも幾度に「元気だった?仕事とか最近どう?」と気をつかってくれる。

 

西新宿の花屋さんには一昨年とその前の年と自分の誕生日の時にお任せ1万円で花束をつくってもらっていた。去年は元気がなくてスキップしてしまったが、今年はまたお願いしたいな。花を買って、少し言葉を交わすだけだけれども、いつも僕をイメージした素敵な花束を見繕ってくれる。注文しておいてなんだが僕のためにつくってくれていると思うとなんか不思議な気分になる。それはいい気分という意味で。

誕生日といえば、ずっと前からSNSでの誕生日の表示を全部非表示にしている。僕は人の誕生日にタイムラインに「おめでとう」だけが並ぶのがなんか苦手で、人から「おめでとう」と言われても、何がめでたいのかあんまりピンとこないのでどうリアクションしていいかもわからなくなってしまうから。そういうのですらどうでもいいになれたらいいなと思うがまだまだ難しい。

 

そういえば体調がよくないのにケンタッキーを食べてしまった。元気な時でさえケンタッキーを食べると体調がわるくなるのに、わざわざ体調がよくない時に食べている自分は、謎の極みだったな。たまにそういうBADとBADをかけ合わせたくなってしまうことがある。謎。

友人との会食もキャンセルしてしまったので、できる限りでもうちょい健康な身体を目指していこう。精神はそこそこ健康なはずだし今は。