角部屋日記

あったりなかったりすること

6月はじめの日記

2024/06/01

Tinderでマッチした人とはじめまして。何を食う?で東中野をぷらぷら。東中野で飯を食うとしたらでの僕の候補はインド・中国・イタリア・韓国である。どれも店先を覗いてみて韓国料理。明大中野の男子高校生たちが大群になって帰路についている。集団の男性たちは結構な威圧感というか、恐怖みを感じる。年齢ではなく、集団であること、男性であることはこわこわである。

当初の目的であったカフェは冷蔵庫の故障で臨時休業していた。幸いにしてケーキ販売だけはしていたので、ケーキを買って、自宅で茶をしばく。茶器はあるが茶の正当な淹れ方を知らなかったので、モロッコで買った茶は色の付いたほんのり茶の風味のする白湯であった。

普段は読書をしないと言いつつ、僕の本棚の本をよく読んでいた。お気に入りは『しっかり学ぶ初級ラテン語』だったみたい。合唱団に所属していてラテン語の歌をうたうことがあるが、雰囲気で歌っていたのでラテン語を学んでみたくなったと言っていた。やっぱり僕の本棚は素晴らしい。

昼に米と肉を食った僕はねむねむだったらしく、はじめましてのマチアプの人そっちのけで、椅子をふたつ並べて寝そべった。15分くらい経ったかなと起き上がると、マチアプの人は本を読んでいた。そっと窓を見ると、15分どころじゃない陽の差し方をしていて、すかさずiPhoneを見ると2時間弱寝ていたことに気づく。あんな体勢でしかもさっきはじめましてした人を自宅に招いて置きながらしっかりとした昼寝をしていた。驚いた。

てか、初対面のやつが自分そっちのけで2時間も爆睡していたら僕だったらどうしていただろうか。

帰り際、LINEを聞かれたので教えた。帰宅しただろう頃にベランダ菜園のトマトの画像が送られてきていた。そういえばそんな話をしたなである。しかし未だ未読にしている。LINEはいま返す気力がないのは僕の理由だけれども、そんなの知らんこっちゃない人からしたら申し訳ねえことをしているんだろうなである。でも僕だからしゃあないごめんよ。

 

2024/06/02

イラストレーター兼漫画家をしている友人とお久しぶりをする。今度のイラスト仕事の資料として僕の部屋をみにきた。会うのは4,5回目だが、お互いいい距離感でやっていると思う。家具の配置を変えたり、小道具的にちゃぶ台や楽器を出してみたり。友人も僕も他人の部屋をあまり知らないので、よくわからんけどを枕詞にしつつ、他人の部屋を想像したりした。

直近の著書をお礼にいただき、お互いにありがとうをする。

会っていない時間の分だけお互いに敬語になってしまうが、会っている時間に徐々に敬語から解放されていっていた。

明日から労働再開なのに夜になってやっとこさ、初日に提出する紙が入っている封筒を開けた。そういうのまじで無理すぎる。せめてネットでやらせてくれよである。複数あるそれらのうち、1つは事前に郵送すべきものだったらしく、今更しょうがないよねと思いつつ、その日のうちにポストへ投函。投函してしまえばこっちのもん。締切過ぎてようが、手元からは既に離れているので罪悪感もない。

結局すべての書類の準備が終わった時には日付をとうに過ぎていた。リュックに必要そうなものもたぶん必要ないけれどあったほうがよさげかななものも詰め込んで就寝。27時。

 

2024/06/03

7時起床。シャワー浴びて軽く飯食って、電車。通勤電車的なやつに乗るのは2020年春以来かもしれない。当時もいうて15分とかがマックス乗車時間だったため、30分程度山手線でぎゅうぎゅうにされてもう無理であった。会社も最寄り駅から徒歩10分。過去は最寄り駅から数分であったため、なんか新鮮。別にいい新鮮ではないけれど。

平穏に初日が過ぎていった。ハイライトで言えば、ランチタイム。配属先の人らに連れて行かれた綺麗な中華屋には先客がひとり。???になっていると、新卒時代に同じ部署にいたニイヤン的パイセンがいた。マジカヨで話を聞いたら、僕が1社目をやめたあとすぐにやめて、その後、今の職場に入ったらしくて、辿った道も近しかった。当時、仕事で関係するわけでもなかったのでべったりな訳ではなかったが、僕の描いた絵を送った時にとても素敵な言葉をくれた人だったりしたので、初日がマジクソハッピーになったのはそのパイセンのおかげであるのは間違いない。

一部抜粋

なんとなく性的なものを連想させる、というのが僕の印象なんだけど、

かっこいいなあって、たぶん僕は人生で初めて、他人のことをそう思った。

彼は全然生きてるんだけど、目の前にいても生きてないような感じもして、それがなぜか性的だなあと思って、それをかっこいいって思ったんだよなあ。不思議。

なので、彼が描いた絵が欲しくなったんだと思う。

労働の場で、たくさんコミュニケーションしていた訳でもなかったけれど、この言葉を含む彼からのメッセージは僕の生きる理由のひとつになっている。

てか、そんなふうに思ってくれている人と前より近い場所で労働するとなると、素敵パーソンになっていかなな気持ちになってしまう。ちょろい僕である。

あと追加で言われてやっぱニイヤン!なったのが、僕の配属先の人への僕の紹介として「〜〜当時のエピソード〜〜って感じでいい感じの思想の強さがあります。」言ってくれてて最高だった。褒め言葉としての"思想強い"はとても嬉しい。

新しい会社は7時間勤務なので心身ともに少し楽である。帰路にくまざわ書店に寄る。高校時代は電車通学で身近な書店は乗り換え駅に隣接したくまざわ書店だった。既に廃刊しているが、『VOGUE HOMMES JAPAN』を買っていた当時を思いだした。労働初日のご褒美(別に褒美じゃなくても書籍は買っているがまあそういう理由付けがあってもよい)に『私の身体を生きる』を購入。

 

2024/06/04

さっそく在宅勤務。長年労働のいっちゃん悪である、先延ばしタスクが現状ないので、とても気持ちが軽やかである。

昼はトマト・豚肉・茗荷の芽・ルッコラの炒めものとレンチンご飯。

177日間の労働しない生活はなんだったんろうってなるくらいに労働に身体が順応している。悪いことではないが、ちゃんとバランスしなくちゃいけない。労働は生活するための金を稼ぎつつ、社会をちょっとでもいい方向にできたらいいなが基本スタンスであるため、労働に生活も自分自身も乗っ取らせてはいけないことを改めて自分に言い聞かせる。

てか、新卒の会社のグループ会社に入ったせいか、新卒時代の同期やパイセンからちょろちょろと連絡が入り、飲み会の予定が増えていく。おおっぴらにしていないので???であるが、なんかどこかで風が吹いているのだろう。

ちゃんと17時過ぎに終業。ヘルシーである。新卒時代パイセンたちとの飲み会の開始時刻も18時らしくてやっぱりヘルシーである。

 

まじがちただの4日間の日記である。

 

今日の僕的

ROTH BARTO BARON、コンサートフル尺でYoutubeでアップしていて太っ腹である。

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